大山哲と本。

大山哲。本が大好きです。オススメの本や読みやすい本を紹介していきます。

大山哲の今日の一冊!ノルウェイの森

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はノルウェイの森です。 ノルウェイの森:Amazon あまりにも有名過ぎる作品のご紹介に、数え切れない方々から「もうとっくに読んでるよ」との声が一斉に届きそうですね。 書店に山積みされた表紙の赤と緑を、瞬時に思い出…

大山哲の今日の一冊!白夜行

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は白夜行です。 白夜行:アマゾン これまで作者の東野圭吾さんの作品は数多く読んで来ており、それなりの通を自認している私大山哲が「これぞ東野圭吾の世界」とご紹介したい一冊です。 物語は大阪府の近鉄布施駅前の廃墟…

大山哲の今日の一冊!ワイルド・ソウル

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はワイルド・ソウルです。 ワイルド・ソウル:アマゾン 一気に読み終えた直後、作者の垣根涼介氏が、直訳すれば「豪放な魂」なる日本語が当てはまるタイトルをつけた意図が鮮明に突き刺さった、インパクト十分の作品です。…

大山哲の今日の一冊!坂の上の雲

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は坂の上の雲です。 坂の上の雲:あらすじ紹介ページ タイトルから国営放送でオンエアされ人気を博した、テレビドラマを連想された方も大勢いらっしゃるかと思いますが、ここでご紹介するのは司馬遼太郎氏の手による原作…

大山哲の今日の一冊!江戸を造った男

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は江戸を造った男です。 江戸を造った男:Amazon 高校生直木賞受賞作家として注目を集めた伊東 潤さんがデビュー10周年記念作として書き下ろした渾身の作品です。 一般的には長編時代小説として紹介されていますが、史実…

大山哲の今日の一冊!羊と鋼の森

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は羊と鋼の森です。 羊と鋼の森:Amazon 2016年本屋大賞作として注目の、宮下奈都さんの筆による小説で、発表当初から静かな話題を呼んでいましたが、大賞受賞で一気に衆目を集めたのも記憶に新しいところです。 タイトル…

大山哲のこの一冊!カエルの楽園

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はカエルの楽園です。 カエルの楽園:Amazon 作者の百田 尚樹さんが日本という国、そして日本人を寓話になぞらえて描いたこの作品は、私達に数々の問題定義を届けてくれます。例えばダイレクトに「平和とは」と目や耳にす…

大山哲のこの一冊!海の見える理髪店

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は海の見える理髪店です。 海の見える理髪店:アマゾン 第155回直木賞受賞作の同小説の作者の萩原 浩さんは、親子、夫婦などさまざまな家族関係が織り成す物語を世に送り出し続けられています。 それらはセピア色の世界と…

大山哲のこの一冊!コンビニ人間

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊はコンビニ人間です。 アマゾン:コンビニ人間 2016年度芥川賞受賞作として注目を集める同作品は、大学卒業後就職せず、コンビニで働き続ける36歳の女性が主人公の小説です。これまで数々の受賞作を世に送り出された作者…

大山哲のこの一冊!夜は短し歩けよ乙女

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は夜は短し歩けよ乙女です。 みなさんは「森見登美彦」という作家をご存知ですか。 ベストセラー作品も多いので、作品自体を読んだことはなくても、名前を聞いたことくらいはある、という方はけっこういらっしゃるのでは…

大山哲のこの一冊!ガソリン生活

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はガソリン生活です。 Amazon:ガソリン生活 ガソリン生活は2013年に朝日新聞出版から発売された文芸作品になっています。温かいエピソードが詰まっている長編家族小説です。 話は大学生の主人公が偶然出会った女優を目的…

大山哲のこの一冊!新世界より

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は新世界よりです。 「新世界より」は、貴志祐介によるエンターテインメント小説で、2008年に第29回日本SF大賞を受賞した作品です。 Amazon:新世界より 物語の舞台は1000年後の日本、豊かな自然に抱かれた集落です。 主…

大山哲のこの一冊!阪急電車

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は阪急電車です。 有川浩さんが書いた小説で、以前映画にもなりましたからご存知の方がいらっしゃるかもしれませんね。 実は大山哲も、好きな女優さんが何人か出演していたので映画を見に行きました。 この本は、関西のロ…

大山哲のこの一冊!ドンナビアンカ

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はドンナビアンカです。 Amazonページ:ドンナビアンカ ドンナビアンカは41歳の純粋な男と27歳のはかない女が織りなす不器用な愛の形をつづった物語になります。 恋に落ちたことが罪だったのではないかと感じてしまうほど…

大山哲のこの一冊!横道世之介

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は横道世之介です。 吉田修一さんの作品で、もともとは新聞に連載されていた小説で、大山哲は連載当時から読んでいました。 とても印象的だったので、連載終了後に単行本が出版されたときもすぐ買って読んだほど好きな作…

大山哲のこの一冊!フォルトゥナの瞳

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はフォルトゥナの瞳です。百田尚樹さんの作品です。 百田尚樹さんの作品で1番有名なのは、やっぱり「永遠の0」ですかね。百田さんの作品なら、と私、大山哲は読んでみました。 今回は「フォルトゥナの瞳」です。 フォルト…

大山哲のこの一冊!残り全部バケーション

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は残り全部バケーションです。 Amazon:残り全部バケーション 全部バケーションは伊坂幸太郎の2015年の集英社から発売されている文庫本になっています。 5編からなる物語になっていて、当たり屋や強請りを生業とする裏稼…

大山哲のこの一冊!星空のコンシェルジュ

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は星空のコンシェルジュです。 主人公は子供のころに描いた夢をいつからか諦めて、大人になった今は雑誌のしがない編集者。大人になった彼は自分を騙すことで毎日をやりくりしている。 そんな彼は自分に嫌気がさした時、…

大山哲のこの一冊!銀行狐

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は銀行狐です。 池井戸潤の2004年に講談社から発売されたミステリー小説になっています。 2015年のテレビドラマ「花咲舞が黙ってない」のエピソードが収録されています。そして、銀行ミステリーの傑作との呼び声が高い素…

大山哲のこの一冊!探偵の鑑定

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は探偵の鑑定です。 探偵の鑑定は2016年に講談社から発売されているミステリー要素の詰まっているハードボイルド作品になっています。 そして、ランキングの上位を独占するなど、注目度の高い一冊になっています。 紗崎玲…

大山哲のこの一冊!姉と弟

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は姉と弟です。 姉と弟は文芸春秋から2016年に出版されている時代小説の文庫になっています。 シリーズの第4弾になっていて、見延山の久遠寺の代参旅から家に戻ったお夕が父の下で修業を始めるのです。 そして、父が師匠…

大山哲のこの一冊!果断

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は果断です。 警察小説としては異色の、キャリア官僚ポストの人間を描いた作品で、絶妙のストーリー展開が最高でした。 大山哲が最近読んだ作品の中では、ピカイチの面白さがありました。 ストーリーとしては、家庭内不祥…

大山哲のこの一冊!ぼくは明日、昨日のきみとデートする

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はぼくは明日、昨日のきみとデートするです。 このお話は京都の美大生が一人の女性に一目惚れしたところから始まります。高嶺の花のようにも見える美しい彼女に、ある日主人公は意を決して声を掛けます。 行動の甲斐あっ…

大山哲のこの一冊!精霊の守り人

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は精霊の守り人です。 ラジオドラマ、アニメ、実写のドラマにもなっているので作品の名前は知っている方が多いと思います。 作者の上橋菜穂子さんは、子供時代からおばあちゃんに民話を聞かされて育ったそうです。 また、…

大山哲のこの一冊!鴨川食堂

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は鴨川食堂です。 この本は、京都発の思い出の味を探せる本です。 昔食べた美味しいだけじゃなくて懐かしくて人の愛情が入っている温かい味、そんな味をこの鴨川食堂では感じます。 大山哲は、料理のリアルさに注目しまし…

大山哲のこの一冊!金融探偵

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は金融探偵です。 大山哲が「下町ロケット」を始め、著書を何冊も読んでいる池井戸潤さんの「金融探偵」は決して現実離れした内容ではなく、得てして今どこかの誰かがそのような状況になっているのでは、と思ってしまうよ…

大山哲のこの一冊!キアズマ

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はキアズマです。 キアズマは、2016年に新潮社から発売された青春小説の文芸作品になっています。自転車部にメンバー不足のため入部した主人公がロードレースの楽しさにのめりこんでいくというストーリーになっています。…

大山哲のこの一冊!夢を売る男

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は夢を売る男です。 百田尚樹さんの作品で、出版社や作家志望者を取り巻く世界を舞台にしている小説です。 百田尚樹さんの作品は何冊か読んでいるのですが、この夢を売る男もなかなかインパクトの強い作品でした。 出版界…

大山哲のこの一冊!広岡浅子の生涯

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は広岡浅子の生涯です。 広岡あさこといえば、江戸時代の豪商の娘として生まれ、その後明治時代になって銀行を作ったり、女学生のための教育機関を作り上げた、明治の女傑として知られていますよね。 この方の生涯を小説…

大山哲のこの一冊!旅のラゴス

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は旅のラゴスです。 旅のラゴスとは、筒井康隆先生が1994年に出版された連作長編。 今尚人気を集めているこの小説は、学者のラゴスという男が各地を転々とし旅をする物語です。 大山哲がおすすめするポイントその1は、魅…