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大山哲と本。

大山哲。本が大好きです。オススメの本や読みやすい本を紹介していきます。

大山哲のこの一冊!脳男

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は脳男です。


この作品は、連続爆破事件をきっかけに発見されたある人物を中心に、ある人物の本性を探ろうとする精神科医の活躍を描いています。
一番のポイントは「脳男」と呼ばれている青年です。


警察が突き止めた爆弾犯のアジトに突入すると、爆弾魔と脳男(偽名・鈴木一郎、本名・入陶 大威)が格闘していました。


爆弾魔はすきを見て逃走、鈴木は警察に拘束されることになります。
鈴木は、次に計画されている爆弾の設置場所を警察に話します。警察が供述に基づき捜索し爆弾を発見、あわやというところで爆弾事件を未然に防ぐことに成功しましたが、このことをきっかけに、鈴木は爆弾魔の共犯者と判断されてしまいます。


さらに、警察は、感情表現のない鈴木の精神鑑定を精神科医・鷲谷真梨子に依頼するのでした。
数々のテストを受けた鈴木は、ことごとく平均的な結果を示します。

 

それに加えて、ラテン語ギリシャ語、ポルトガル語などの言語を習得していることや、一度見た人物や書籍など全て記憶してしまい、忘れないという特異な能力を持つことも確認されます。
鷲谷は、鈴木の人格に興味を持ち、その本性を探ろうとするのですが、そんなとき、鈴木が入院する病院に爆弾がし掛けられたことが発覚するのでした。


今作品が発表されたのが2000年、それから13年の2013年に映画化されています。


やはり、圧倒的な印象を残すのが「脳男」です。まるでコンピューターのような頭脳を持ちながら、感情がなく、極めて正確な体内時計に基づき生活するというスタイルは、記憶に残る個性あるキャラクターであり、ラストシーンにほんの一瞬見せた脳男の微笑みが心に強く残りました。


読書後、脳男の活躍をもっと見てみたい気がしましたが、続編で脳男IIの上下が販売されていると知りました。


脳男は、まだまだ楽しませてくれそうですね。