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大山哲と本。

大山哲。本が大好きです。オススメの本や読みやすい本を紹介していきます。

大山哲のこの一冊!それから

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それから:Amazon

 

こんにちは。

大山哲が選ぶ今日の一冊はそれからです。

 

それから、は誰もが知っていると言っても過言ではない、夏目漱石が書いた本です。

 

主人公の長井代助は30歳になっても定職にもつかない、今で言うニートをしていました。毎月の生活費は父が住む家に貰いに行くという何とも情けない生活をしていますが、きちんと家を持ち書生の門野と祖母を一緒に住まわせています。代助を心配する父親や兄嫁は、何度も見合いの話を持ってきますが、代助は一向に結婚しようとしません。

代助には中学からの親友、平岡常次郎という人物がいて、常次郎は大学を出てすぐに三千代と結婚をしています。常次郎と三千代の間には子供が生まれますが、すぐに死んでしまいます。実は常次郎を三千代を結びつけたのは、代助だったのです。

余りにも結婚を拒み続ける代助に、兄嫁の梅子は、誰か好きな人でもいるのかと尋ねます。その時代助の頭には、三千代の顔が浮かぶという、ちょっとハラハラドキドキの部分もあります。結論から言うと、この本は代助が親友の妻・三千代を好きになってしまい、三千代と一生を共にする覚悟をするまでを描いています。

 

夏目漱石の小説は、それほど人気があるというわけでもなく、好きな人は読むけど、興味がない人は読まずに一生終えるかもしれないくらいの存在ではないでしょうか。何故大山哲がそれからを読もうと思ったのか、それはテレビドラマに理由があります。

 

以前剛力彩芽主演のドラマで、古本屋を舞台にしたのがありました。古本屋の女主人を剛力彩芽が演じていたのですが、話の中に「それから」が関係しているのです。ドラマと原作では若干の違いはありましたが、ドラマに出てくるEXILEAKIRA演じる大輔は、代助から来ていると言われています。

 

改めて読んでみて、大山哲が思ったのは、古い本もなかなか面白いという事です。時代背景が全く違うから、新鮮に感じるところも多く、何よりこの時代にもニートがいたというのが衝撃的でした。普通は働いて収入を得ないと生活できませんが、代助の家は資産家だった事もあって、働かずに親にお金をもらい、自由に生活するというのが可能だったのです。

これだけを見るととんでもないロクデナシに思えますが、実は代助がこうなったのにはりゆうがあります。数年前に起きたある事がきっかけで、代助をニートにしてしまったのです。これも本を読めばわかりますので、興味がある方は是非それからを読んでみてください。