大山哲のこの一冊!金持ち父さん 貧乏父さん
こんにちは。
大山哲が選ぶ今日の一冊は金持ち父さん 貧乏父さんです。
著者はロバート・キヨサキです。名前を見てもわかるように、日系アメリカ人です。ただし日本語よりも英語が得意なようです。金持ち父さん 貧乏父さんは、世界中でベストセラーとなっていたので、読むのを楽しみにしていました。
本のタイトルにもなっている金持ち父さん 貧乏父さんの、金持ち父さんは、ロバート・キヨサキの友達のお父さんで、貧乏父さんはロバート・キヨサキの実のお父さんの事です。貧乏な人と金持ちの人では、価値観が違いますが、それを投資に当てはめ、お金の稼ぎ方について紹介している内容となっています。
ロバート・キヨサキは、お金を稼ぐには、お金の事について理解する事が大切だと言っています。またこの本を読んだだけで金持ちになれるというのではなく、書いてある事をいかに実践していくかが重要だとしています。これについては大山哲も共感できました。
本の中では、不動産投資の事について紹介されています。ただし不動産投資をするにあたり、資産と負債の違いを知っておく事も重要なのです。不動産投資でマンションやアパートを購入して、家賃収入があれば、働かなくても収入を得る事ができます。これを不労働所得と言いますが、要は金持ちになるには働いて収入を得る事も大切だけど、働かずに収入を得て資産を増やす事ができるという事を伝えたいのです。
大山哲がこの本の中で興味深いと思ったのは、「ラットレース」についてです。直訳するとネズミのレースですが、ネズミが回し車を回す様を表す言葉です。回し車は回すだけで、場所を移動する事はなく、永遠と同じ場所で走り続ける事になります。金持ちになるためには、いかにラットレースから抜け出し、不労働所得を得るかがキーポイントとなっています。
一例として家賃収入を紹介しましたが、不労働所得を得る方法は他にもあります。ロバート・キヨサキは、金持ちはお金を得るために働くということを考えずに、お金を動かそうと考えると言っています。もちろんこれもある程度の資産がないとできない事ですが、貧乏な人はお金のために働こうと考えます。
こればかりは人により育った環境なども違うので、何とも言えませんが、結論として、資産と負債の違いを正しく理解できる人が金持ちになれると言っています。資産を買うというのも簡単ではありませんが、いつかそうなる日が来ると金持ち父さんになれるのかもしれません。