大山哲と本。

大山哲。本が大好きです。オススメの本や読みやすい本を紹介していきます。

2016-01-01から1年間の記事一覧

大山哲のこの一冊!阪急電車

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は阪急電車です。 有川浩さんが書いた小説で、以前映画にもなりましたからご存知の方がいらっしゃるかもしれませんね。 実は大山哲も、好きな女優さんが何人か出演していたので映画を見に行きました。 この本は、関西のロ…

大山哲のこの一冊!ドンナビアンカ

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はドンナビアンカです。 Amazonページ:ドンナビアンカ ドンナビアンカは41歳の純粋な男と27歳のはかない女が織りなす不器用な愛の形をつづった物語になります。 恋に落ちたことが罪だったのではないかと感じてしまうほど…

大山哲のこの一冊!横道世之介

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は横道世之介です。 吉田修一さんの作品で、もともとは新聞に連載されていた小説で、大山哲は連載当時から読んでいました。 とても印象的だったので、連載終了後に単行本が出版されたときもすぐ買って読んだほど好きな作…

大山哲のこの一冊!フォルトゥナの瞳

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はフォルトゥナの瞳です。百田尚樹さんの作品です。 百田尚樹さんの作品で1番有名なのは、やっぱり「永遠の0」ですかね。百田さんの作品なら、と私、大山哲は読んでみました。 今回は「フォルトゥナの瞳」です。 フォルト…

大山哲のこの一冊!残り全部バケーション

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は残り全部バケーションです。 Amazon:残り全部バケーション 全部バケーションは伊坂幸太郎の2015年の集英社から発売されている文庫本になっています。 5編からなる物語になっていて、当たり屋や強請りを生業とする裏稼…

大山哲のこの一冊!星空のコンシェルジュ

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は星空のコンシェルジュです。 主人公は子供のころに描いた夢をいつからか諦めて、大人になった今は雑誌のしがない編集者。大人になった彼は自分を騙すことで毎日をやりくりしている。 そんな彼は自分に嫌気がさした時、…

大山哲のこの一冊!銀行狐

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は銀行狐です。 池井戸潤の2004年に講談社から発売されたミステリー小説になっています。 2015年のテレビドラマ「花咲舞が黙ってない」のエピソードが収録されています。そして、銀行ミステリーの傑作との呼び声が高い素…

大山哲のこの一冊!探偵の鑑定

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は探偵の鑑定です。 探偵の鑑定は2016年に講談社から発売されているミステリー要素の詰まっているハードボイルド作品になっています。 そして、ランキングの上位を独占するなど、注目度の高い一冊になっています。 紗崎玲…

大山哲のこの一冊!姉と弟

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は姉と弟です。 姉と弟は文芸春秋から2016年に出版されている時代小説の文庫になっています。 シリーズの第4弾になっていて、見延山の久遠寺の代参旅から家に戻ったお夕が父の下で修業を始めるのです。 そして、父が師匠…

大山哲のこの一冊!果断

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は果断です。 警察小説としては異色の、キャリア官僚ポストの人間を描いた作品で、絶妙のストーリー展開が最高でした。 大山哲が最近読んだ作品の中では、ピカイチの面白さがありました。 ストーリーとしては、家庭内不祥…

大山哲のこの一冊!ぼくは明日、昨日のきみとデートする

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はぼくは明日、昨日のきみとデートするです。 このお話は京都の美大生が一人の女性に一目惚れしたところから始まります。高嶺の花のようにも見える美しい彼女に、ある日主人公は意を決して声を掛けます。 行動の甲斐あっ…

大山哲のこの一冊!精霊の守り人

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は精霊の守り人です。 ラジオドラマ、アニメ、実写のドラマにもなっているので作品の名前は知っている方が多いと思います。 作者の上橋菜穂子さんは、子供時代からおばあちゃんに民話を聞かされて育ったそうです。 また、…

大山哲のこの一冊!鴨川食堂

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は鴨川食堂です。 この本は、京都発の思い出の味を探せる本です。 昔食べた美味しいだけじゃなくて懐かしくて人の愛情が入っている温かい味、そんな味をこの鴨川食堂では感じます。 大山哲は、料理のリアルさに注目しまし…

大山哲のこの一冊!金融探偵

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は金融探偵です。 大山哲が「下町ロケット」を始め、著書を何冊も読んでいる池井戸潤さんの「金融探偵」は決して現実離れした内容ではなく、得てして今どこかの誰かがそのような状況になっているのでは、と思ってしまうよ…

大山哲のこの一冊!キアズマ

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はキアズマです。 キアズマは、2016年に新潮社から発売された青春小説の文芸作品になっています。自転車部にメンバー不足のため入部した主人公がロードレースの楽しさにのめりこんでいくというストーリーになっています。…

大山哲のこの一冊!夢を売る男

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は夢を売る男です。 百田尚樹さんの作品で、出版社や作家志望者を取り巻く世界を舞台にしている小説です。 百田尚樹さんの作品は何冊か読んでいるのですが、この夢を売る男もなかなかインパクトの強い作品でした。 出版界…

大山哲のこの一冊!広岡浅子の生涯

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は広岡浅子の生涯です。 広岡あさこといえば、江戸時代の豪商の娘として生まれ、その後明治時代になって銀行を作ったり、女学生のための教育機関を作り上げた、明治の女傑として知られていますよね。 この方の生涯を小説…

大山哲のこの一冊!旅のラゴス

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は旅のラゴスです。 旅のラゴスとは、筒井康隆先生が1994年に出版された連作長編。 今尚人気を集めているこの小説は、学者のラゴスという男が各地を転々とし旅をする物語です。 大山哲がおすすめするポイントその1は、魅…

大山哲のこの一冊!高校入試

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は高校入試です。 湊かなえの2013年に角川書店から発売されているサスペンス小説になります。 物語は県内有数の進学校での入試前日からスタートします。 「入試をぶっ潰す」という張り紙を見つけた担当教師。そして、入試…

大山哲のこの一冊!七つの会議

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は七つの会議です。池井戸潤さんの作品です。 お話は社内で起きたパワハラを訴えるところから始まります。 訴えられたのはトップセールスマンでエリート課長である坂戸で訴えた側は坂戸より年上の万年係長である八角であ…

大山哲のこの一冊!土から芽がでて風がそよそよ

こんにちは。 大山哲が選ぶ今日の一冊は土から芽がでて風がそよそよです。 銀色夏生の土から芽が出て風がそよそよは大山哲がとても気に入った内容になっているので、多くの人にお勧めしたいと思いました。 そのため、大山哲は今回取り上げる題材に選びました…

大山哲のこの一冊!大山哲のこの一冊!流星ワゴン

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は流星ワゴンです。 連続ドラマにもなったことで知られている重松清の話題作になっています。 2001年1月号から12月号まて講談社の月間小説誌で連載がされていました。2002年に単行本化されています。 過去にやり直したい…

大山哲のこの一冊!置かれた場所で咲きなさい

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は置かれた場所で咲きなさいです。 渡辺和子氏の大ベストセラーになったエッセー集です。 著者がキリスト教(カトリック)の修道女という信仰者である、ということ、そして所属する修道会の指示とはいえ、縁もゆかりもな…

大山哲のこの一冊!レインツリーの国

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はレインツリーの国です。 こちらは小説がお好きな人ならお馴染みの有川浩の作品で2006年に出版されました。 特徴としては同作者による人気のシリーズ「図書館戦争シリーズ」の「図書館内乱」に出てきたエピソードから生…

大山哲のこの一冊!起終点駅ターミナル

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は起終点駅ターミナルです。 映画化されたことでも話題になっている一冊です。 桜木紫乃は、北海道釧路市出身の作家になります。 抒情的な表現に多くのファンがいるという特徴があります。 北海道を舞台にした作品を書き…

大山哲のこの一冊!スクラップ・アンド・ビルド

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はスクラップ・アンド・ビルドです。 この本は、2015年の芥川賞受賞作です。4回目の候補で念願の受賞となりました。当時はお笑い芸人のピース又吉さんの「火花」がいろんな場所で取り上げられていましたが、今では作者の…

大山哲のこの一冊!くちびるに歌を

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はくちびるに歌をです。 小学館から発売されていて、映画化されていることで話題にもなったヒット作品になります。 くちびるに歌をは、長崎県五島列島の中学合唱部が舞台になっている物語です。 合唱部の顧問の先生が産休…

大山哲のこの一冊!悼む人

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は悼む人です。 悼む人の作者は「家族狩り」や「永遠の仔」も執筆した天童荒太です。 本作は、2006年10月号から2008年9月号まで「オール讀物」に連載された後、加筆修正を経て、2008年11月に文藝春秋社より、単行本が刊行…

大山哲のこの一冊!ゲゲゲの女房武

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊はゲゲゲの女房です。 作者はゲゲゲの鬼太郎の産みの親であり、妖怪研究家として名高い水木しげる先生の奥さんです。 原作は2008年3月8日に出版されています。 2010年3月から半年間NHKの朝ドラにもなりました。脚本を担当…

大山哲のこの一冊!神様のカルテ

こんにちは。大山哲が選ぶ今日の一冊は神様のカルテです。この小説は、ドラマや漫画になるほど大人気になった医療系ストーリーです。 3日間以上の徹夜などというリアルな医師の状態を書いた、地方病院での話で主人公が腕前を見込まれて大学病院の最先端技術…